BREEDING

商品開発


一粒の種に、未来を託す

私たち大和農園は未来の気候変動や食文化の変化、生産者が直面する課題を先取りしながら、研究開発の道のりを歩んできました。戦後の日本を食で豊かにしたいという創業者の想いを原点に、以来受け継がれてきた種への真摯な姿勢が今もなお息づいています。私たちの開発した種が、生産者の方々の確かな実りとなり、皆様の食卓に笑顔を届ける。食の循環を支えることこそ、私たちの価値提案にほかなりません。たくさんの品種を開発しても、市場で長く愛されるのはほんの一握り。それでも挑戦を続ける理由は、一粒の種が秘める無限の可能性が、農業の未来を支える力になると信じているからです。その挑戦が、これからの世代の豊かな食と暮らしへと繋がっていく。私たちはそう願っています。


一粒の可能性を拓き、10年先の実需に応える
耐病・高品質を、地域適応まで見据えて設計する

あらゆる未来に備える、戦略的な開発力

予測が難しい気候変動、未知の病害など、多様な変化に対応できる品種を用意する。未来を一点で見定めるのではなく、無数の可能性を想定すること。この取り組みこそが、農業の持続可能性を支える揺るぎない備えとなります。

最も困難な課題から、革新は生まれる

一般的な基準を超える過酷な条件下でも結果を出せる品種を生み出すことに、私たちは挑戦し続けています。この期待を超える品質を追求する姿勢が、新たな技術開発を促し、「困った時に頼れる存在」として信頼を寄せていただく力となってきました。自社農場で鍛え抜かれた品種たちは、厳しい条件でも力を発揮し、確かな安心と成果を届けます。

長年の経験が、揺るぎない信頼を育む

経験の積み重ねこそが、私たちの品種開発における最大の価値。長年の歳月をかけて、他にはない独創的な品種を生み出します。単なる技術の深化だけではなく、長年にわたり産地に通い、生産者の方々と触れ合うことで本質的な課題を発見し、現場の声を研究成果へと着実に反映させる力を得ることができています。