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大和農園の『試交161号』キャベツが1等特別賞を受賞!!

第67回全日本野菜品種審査会「キャベツの部(夏まき年内どり)」

12月8日に兵庫県立農林水産技術総合センターで行われた「第67回全日本野菜品種審査会(夏まき年内どりキャベツの部)」で大和農園のF1品種である『試交161号』が1等特別賞を受賞しました。

播種は8月4日、128穴セルトレイで育苗を行い、8月29日に定植。畝幅130㎝、株間35㎝、2条植千鳥植えで栽培。外葉形成~結球初期の9月中下旬にかけて台風などの豪雨が続き、圃場の過湿により根が痛み、生育は停滞し、系統によっては、根腐れによる枯死・欠株の発生や外葉の伸長不足が見られたようです。

今回1等特別賞を受賞した『試交161号』は、球揃いが良く、過湿による湿害の発生もなく、その他の障害も少なかったため、全国の種苗会社から出品された29品種のキャベツの中で、最高評価をいただきました。

『試交161号』の特性

『試交161号』は、定植後75-80日で収穫に至る中早生の寒玉種です。一般平坦地の11月下旬から12月収穫が最適で、最も特性を発揮します。球形はやや腰高の偏平形で、球色はやや濃い目の鮮緑色となります。

また生育の揃いも良く、一斉収穫に適する品種です。葉質はやや硬めで裂球遅く、在圃性に優れ、出荷調整も容易。根張り・吸肥力が強く、水田後の土壌でも栽培が可能です。
1等を受賞した『試交161号』

ブリーダーから一言

『使いやすい品種』を目標の一つとして設定し育成しました。

①箱に詰めやすい形状で良く揃う【青果用】
②在圃性もあり、腐りにくい【業務加工用】

また埴壌土でもしっかりと生育し、耐病性もあります。


ぜひとも栽培してみてください!!

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