お知らせ
大和農園の『試交163号』キャベツが1位獲得!!
平成28年度 野菜優良品種選定拠点調査ほ事業・冬キャベツ審査会(2月上旬収穫)
2017年1月13日に行われた「平成28年度 野菜優良品種選定拠点調査ほ事業・冬キャベツ審査会(2月上旬収穫)」で大和農園のF1品種である『試交163号』が1位を獲得しました。播種は8月16日、128穴セルトレイで育苗を行い、9月9日に定植。畝幅62㎝、株間28㎝(5,500株/10a)で栽培。
定植直後から天候不良(台風の襲来・9月の多雨)に見舞われ、初期生育はやや不良。①11-12月が比較的温暖であったことから黒腐病の発生が、②年明けの1月に強い寒波に遭遇したことからアントシアニンや外葉への凍害が、それぞれ品種によって確認されました。
その中で当社の『試交163号』は上記の発生が非常に少なく、特に立毛において優良であったことから、今回出品されたキャベツの中で1番の評価をいただきました。
『試交163号』の特性
・中晩生の寒玉系品種。1月収穫において最も特性を発揮する。・結球表面は濃緑色になり、球形はやや腰高の偏平形で箱詰めのしやすい形状に仕上がる。
・生育はやや旺盛で、外葉は濃緑色でやや大葉となる。
・アントシアニンの発生は極めて少なく、耐寒性に優れる。