特集
もっと知りたい野菜づくり ~キャベツ編~ vol.03
弊社品種の特性とその利用方法
キャベツの栽培においては、直に畑に播種を行うのではなく、ポットなどを用いた定植をお勧めします。そのほうがかん水(水やり)や防虫対策などの管理を集約的に行うことができ、そろった苗を作ることができるからです。そのためこれから紹介していく「収穫までの日数」は、定植を行ってからの日数だと考えてください。もし直播を行うのであれば、その日数に30日を加算したものが収穫までの目安となります。
さて弊社が現在取り扱っているキャベツの品種を表に示しました。弊社の品種で最も栽培期間が短い品種は「おてがるキャベツ」になり、定植後約40日で収穫できます。それに対して最も栽培期間を必要とする品種は「翠青」になり、定植から約70日を必要とします。
品種によって生育日数だけでなく、球の形状や播種できる時期も異なっています。また右下の2枚の写真を見てください。これはおてがるキャベツとかぎろひキャベツの写真になります。
実はこの2枚の写真は、同じ日に播種・定植し同じ日に撮影したものです(定植から約40日後)。このように同時期に栽培を行っても、生育の速さや収穫できる時期が大きく異なることがわかります。
実はこの2枚の写真は、同じ日に播種・定植し同じ日に撮影したものです(定植から約40日後)。このように同時期に栽培を行っても、生育の速さや収穫できる時期が大きく異なることがわかります。
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