特集
もっと知りたい野菜づくり ~ブロッコリー編~ vol.02

定植(夏まき栽培)
肥料などはあらかじめ土壌に混ぜておきましょう。使用する種類にもよりますが、堆肥であれば約1ヶ月前に、化成肥料であれば1週間前までには施しておきます。株間の目安は30~40cm。畝間の目安は、1条定植であれば60~70cm、2条定植であれば120~130cmとします。
定植時期も高温期にあたるため、定植直後の乾燥に注意しましょう。定植直後はたっぷりとかん水してください。夕方に定植を行う、雨の前日に定植を行うなどの対策をとれば、負担の軽減につながります。
育苗時期と同じく、過剰な水分・湿度は病気の原因となります。溝をしっかりとひき、水溜りができないようにしておきましょう。
管理(夏まき栽培)
定植3週間後を目安に一度追肥を行います。追肥と同時に土寄せ・中耕を行いましょう(写真3)。土寄せを行わないと、倒伏しやすくなります。一度に多くの肥料を与えるより、2〜3回に分けて少量を与えるほうが効果的です。ただし、収穫までの期間を考慮して追肥の時期を決めてください。あまり遅い時期の中耕は、葉や根をいためる原因となります。